2/5SAT 技術士の勉強 

(2次論文)
技術士としてふさわしい考え方、思考プロセスとは:「有能な技術士暗黙知
形式知として共有される機会は少ない→形式知として表現するよう試みた
・(あるべき)基本習得→論文構成検討→論文作成→添削修正→基本習得のという適切な学習サイクルの繰り返し

(問題16 土木構造物の施工計画 不適切選択)
①オールケーシング工法:場所内杭の機械掘削工法の一つ、原則、掘削に先立ちケーシングチューブを振動貫入して孔壁を防護しハンマーグラブバケットにより掘削する工法〇
②ボイリング防止のため土留め壁の根入長さを長くしならびに地盤改良を図る。×
③アースドリル工法で孔壁保護を必要とする場合、泥水水を用いて地表面付近は3m程度のケーシングを使用することが多い〇
④打込杭の試験打ちを行う杭の本数はばらつきを考慮して定める必要がある〇
⑤通常排水工法だけで水替えを行うことが出来ない場合止水矢板や連続地中壁当の遮水工の併用の検討や構造物によってはニューマチックケーソンなどの工法検討を行う必要がある〇

(令和元年度Ⅲ-1 土粒子、水、空気の三相からなる土の構成図から記号を用いた土の状態量を表す 適切選択)
①土粒子密度:ρs=ms/Vs(g/cm2)
②間隙比e=Vv/Vs
③間隙率n=Vv/V*100
④含水比w=mw/ms*100
⑤飽和度Sr=Vw/Vv*100

(Ⅱ-2 技術者の倫理的意思決定 正誤)
ア技術者のような専門知識を持つものは法順守に加えて高い倫理観を有することが必要。たとえ法による規制がない場合でも公衆の危険を察知したならばそれに対応する責務がある。〇
イ技術者は自己の専門知識と経験を生かして将来を担う技術者研究者の指導育成に努めることが期待されている。〇
ウ技術者の多くは企業に所属する従業員である。従業員の雇用主である企業と雇用契約を結んでいるので従業員にとっての誠実な行動とは雇用主である企業に対する誠実な行動のみを意味している×
エ技術者は知識や技能の水準を向上させ資質の向上を図るため組織内のみならず積極的に組織外の学協会などが主催する講習会に参加するよう努めるのが望ましい

(Ⅱ-5 ISO12100 正誤)
ISO12100:2003年11月に国際標準化機構によって発行された機械安全性に関し設計のための基本原則用語等を定める国際規格
ア機械の信頼性:機械構成品または設備が指定条件の下である定められた期間、故障せず要求性能を果たす能力〇
イ機械安全におけるリスクアセスメント:機械の制限に関する使用危険源の同定およびリスク見積もりの組合せおよびリスク評価を含む全プロセスを意味〇
ウ機械設計者による本質的安全設計方策と安全防護及び付加保護方策の2つがある×2つ→3つが正であと一つは「使用上の情報」
エ本質的安全設計方策:ガード又は保護装置を使用せずに機械の設計又は運転特性を変更することにより危険源を除去又は危険源に関連するリスクを低減する保護方策に定義される。〇

(Ⅱ-1-8 H10.3閣議決定全国総合開発計画」 誤っているもの)
①5次全国総合開発計画で「21世紀の国土のグランドデザイン」と呼称されている。〇
②目標年次2010~2015までの計画期間中に時代に適合した課題を設定して戦略的に施策を展開していくこととしている。〇
③東京一極集中から多極分散型国土形成を図るため新産業都市構想を提唱している。×
④計画期間中の国土基盤整備投資額は示さず国土基盤投資重点化、効率化の方向を示している〇
⑤多様主体の参加と地域連携による国土づくりを推進する〇

気象予報士
気象庁が行っている地上気象観測の手法
(a)海面気圧:熱力学の式と気体の状態方程式に基づいた換算式に観測地点の気圧、気温を代入して求める。この換算式には下層大気の気温減率観測地点の標高及び重力加速度が定数として湿度に関する値が気温の関数として組み込まれている〇
(b)風速:観測機器設置高度により大きく異なることがあるため地上10mより高いところの風速は地表の摩耗を考慮した換算式を用いて地上10mの高さの風速に換算して観測値としている。×風速風向計は平らで開けた場所に支柱などを建て地上10mの高さに設置する。
(c)日照時間:0.12KW/m2以上の強さの直射日光が地表を照射した時間。日照率:日照時間の可照時間に対する比。谷間にある観測所では日航が地形により遮られることがあるがこれに伴う日照率の補正はしていない。〇
・日照量の観測、大気現象の定義

問題6 日中に見える雲の特徴
(a)暗灰色・層状で空全体に広がり太陽の位置が目で確認不可、雲底は降水でぼやけちぎれ雲が散在:乱層雲?
(b)灰白色・不透明で雲底に陰影あり、複数のロール状の塊からなり層状に広がっている:高層雲?
(c)灰色・層状に全天を覆っており太陽はおぼろ状に透けて見える、日の傘は見えない:巻積雲?


(1級土木施工管理技士
・河川関係法〇流水の占用許可河川法23条「河川の流水を占用しようとするものは国土交通省令で定めるところにより河川管理者の許可を受けなければならない。」
〇土地の占用許可河川法24条「河川区域内の土地を占用しようとするものは国土交通省令の定めるところにより河川管理者の許可を受けなければならない。」
〇土石等の採取の許可河川法第25条「河川区域内において土石を採取するものは国土交通省令により河川管理者の許可を受けなければならない。」土石以外に政令で定めるアシ、カヤなどがある。河川区域内で河川管理者以外が行う工事の際の掘削土砂を他工事へ使用する場合も適用される。
〇土地の掘削等の許可河川法第27条「河川区域内の土地において土地の掘削盛土若しくはその他土地形状を変更する行為又は竹木を栽植又は伐採しようとするものは河川管理者の許可を受けなければならない。
ただし耕うんおよび管理者が指定した軽易な行為は除く。

(簿記3級)
・現金200万、土地200万、備品100万、そして元入れしているので資本金という純資産(資本)が500万増加する。よって貸方は資本金500万
・借方科目:現金200万、土地200万、備品100万、貸方科目:資本金500万
ケーススタディー2 店主が現金4万と備品3万を引出し私消した。なお引出金勘定を用いて仕訳する。:店主が現金と備品を引き出しているので現金という資産が4万、備品という資産が3万減少
→貸方は現金4万、備品3万とする。→引出金勘定とするので引出金という資本金評価勘定が7万増加→借方は引出金7万
・(借方科目)引出金7万、(貸方科目)現金4万、備品3万
・引出金勘定を用いるのは例外的のため指示があった場合にのみ引出金勘定で仕訳する。
・私消:経営者が自ら私的に使うということ